これからギターを始めよう!と思ったとき、いったいどんなギターをどこで買えばいいのか…?悩みますよね。
質問掲示板とかだと「楽器屋さんで実際に弾いてみて、良いヤツを見極めて買え」とか言う人がいますけど・・・それが出来るなら質問してないっつーの!っていうw
そこで、初めての人はこうやってエレキギターを選べば良い!というのをフローチャートにしてみましたので、参考にしてみてください。
はじめてギターのフローチャート
※あくまで僕の考え方です。
ギターを触ったことがある?
まず、ギターを触ったことがあるかないかで、実際に使うシーンの想像に差が生まれると思います。
例えば「レスポールは重い」とか「ストラトはハイフレットも弾きやすい」とか言われても・・・実際に持ってみないとわからないと思うのよね・・・。
なので個人的には「ギターを触ったことがあるかどうか?」というのは重要な問いかなぁとw
もし、触ったことすらないという人なら、たぶん最初にどんなギターを買ってもOKだと思います。(後述しますね)
欲しいギターがある
つぎ。
欲しいギターがあるかどうか?
これはかなり重要ですよ!!
もし、欲しいギターがあるのなら、それを買うべきです。
むしろそれ以外にするという選択肢はありえないかと。
もちろん、何千万もする「THE BURSTが欲しい・・・」となっても買えないですけどね。
たとえば「Gibsonのレスポールスタンダードが欲しい!」とかなら、まぁ・・・なんとか頑張れば買えると思うんですよ。
※新品で買うか、中古で買うか・・・とか、そういう妥協点は出てくるかもしれないけど。
欲しくないギターはなるべく買わない方がいい
僕が一番やっちゃダメだと思うのは・・・「欲しいギターがあるんだけど、お金がないから似ているヤツで妥協する」みたいなヤツです。
たとえば「本当はギブソンのレスポールが欲しい。でも・・・エピフォンでいっか」みたいな。
たぶん、それをやっちゃうと、ずっと後悔することになるんですよね。
んで、結局最終的に「欲しかったギター」のことばっかり考えて、手元にあるギターを愛せなくなりますから。(マジで)
なので、欲しいギターがあるのなら(最悪ローンを組んででも)それを買うべきだと思います。
最初のギターはどんなんでもいい理由
・・・とはいえ!!!
正直、僕は「最初のギターはどんなんでもいい」って思うのです。
なぜか??
その理由は2つあります。
その1:必ず挫折するから
初心者はどんなギターを買ったとしても、練習が難しくて一度は挫折をすると思います。
その時、「もういいや」と飽きてしまう人もいるでしょう。
もし、安いギターを買っていたのなら・・・飽きてしまってもダメージが少ないですよね。
逆に高いギターを買っていたのなら、飽きた時点でも換金性があります。
※ギターに限らず、物の価値って結局は需要で決まってるようなところがありますので、高く買ったものは高く売れるんです。
そのため「続かなかったらどうしよう・・・」みたいな心配をする必要もなく、どんなギターでもビビッと来たやつを買えばよいのです。
その2:絶対に2本目が欲しくなるから
挫折しても(しなくとも)、それを乗り越えられた場合には、あなたはきっと2本目のギターが欲しくなるでしょう。
これはギタリストの宿命なのです。。。
2本目が欲しくなるころにはそこそこ「どんなギターが欲しいか」という目処が立ってるわけですよ。
その時こそ悩んで悩んで、最良の一本を選ぶことになると思っています。
逆に?2本目が欲しくならないのであれば・・・1本目のギターが自分に合っていたということですから、やっぱりビビッと来たヤツを選んで正解だった・・・ということになりますよね。(ややこじつけw)
わからなければ、とにかくルックスで選ぼう!
この音が欲しいとか、このブランド、この材質が・・・というこだわりがない、どんなのを買えばいいかわからない・・・という場合はとにかくルックスで選びましょう。
だってなぜギターを始めたいと思ったのか??を考えてみてください。
・・・カッコいいからでしょ!?
だったらルックスが良いヤツを選ばないという選択肢があるだろうか(いや、ない)
楽器店に買いに行った方が良いのか?
さて・・・冒頭でも書いたとおり、ギタリストの諸先輩方はすぐ「楽器店で触ってこい」みたいなことを言います。
はたして本当にその必要はあるのでしょうか?
結論からいうと、僕も楽器店に行って自分の目で、耳で、手で確かめてギターを購入するのが良いと思っています。
ただ・・・「弾けないし、音の良し悪しもわからん」ですよね。わかります。
店員さんに「はい、弾いてみて」って渡されたって恥ずかしい想いをするに決まってる・・・!
・・・でも、大丈夫。
別に楽器店ではギターを試奏なんてしなくてもいいんです。
とにかくワクワク度合いが全然違うから!
では何をしに行くのか??というと、要はワクワクしに行くわけですよ。
スマホで楽器の写真を眺めるのと、実物を見に行くのだと・・・やっぱり全然違うんですよね。
たとえば楽器表面の艶だとか、ボディの色味だとか・・・なんていうか、ギターって「見ているだけでワクワクする」楽器なのですよ。
弾かなくたって、そのギターを持たせてもらうだけでも「おもっ・・・ギターってこんなんなんだ・・・」みたいな感覚を得られますし。
なんだったら「僕は初心者だから弾けないので、代わりに弾いてみてください」って店員さんに試奏してもらってもいいでしょ?
とにかく実物を目に、そして手にすると「今からこれを買うのか~~~!!!」っていう気持ちが高まりますので、おそらく最高の気分で買い物を終えることができるわけです。(断定)
店員さんは優しいで!
あとですね、楽器をやってる諸先輩方ってすごく厳しいっていうか、辛辣なことを言う人が多いじゃないですか。
ヘタクソがギター何本も買ってんじゃねえ!みたいなw
でも、そんなのって実はインターネットの世界にしかいなくって、楽器屋さんの店員さんとかってすごく優しいですのでね。
(さらにいうと、楽器屋さんに来てる他のお客さんもだいたい優しいです)
どっちかっていうと「初心者来い来い!」って感じなんですよ。仲間が増えて欲しいっていうか。
なので安心して「初心者ですオーラ」を出して凸してOKなのです。
おわりに
というわけで、初心者がはじめてのギターを買う時のえらびかた・・・でした。
ちなみに僕は当時、地元の繁華街にあったレコードショップにて「エレキギター初心者セット」を買いました。
3万円でギターとチューナー、ミニアンプ、教則本、ピック、ストラップ・・・あたりが付いてたヤツですね~。
特に「こんなギターが欲しい」とかをよく考えないで買っちゃったので、すぐに「本当はこっちが欲しかった、、、」みたいなのが出て来まして・・・結局2年後に2本目を購入することになりました。
・・・そう思うと、買う前に「どんなのが欲しいのか」をよーくイメトレすることですかね。
価格で決めるんじゃなくて、自分がそれを持っている姿を想像するとか、、、そういう感じで。