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ギターのメーカーロゴの差し替えカスタムは絶対にしないほうがいい理由

投稿日:26/07/2021 更新日:

ヤフオク!とかを見てると、「G社のロゴが入ってますがG社製じゃありません」とか言って平気で偽物のギターが売られているじゃないですか。

僕・・・あれ、大嫌いなんですよ。

だって犯罪ですからね?
ちょっと前にフェンダーロゴ貼った偽物ギターを販売しまくって捕まった美容師さんいたでしょ?

「”G社(F社)製じゃありません”と言ってるからOK」と思って出品されてるのかもしれませんが、実は偽物であると知りながら商売として出品している時点でアウトなのです。
一点、二点を販売した程度なら訴えられることもないと思いますけど・・・「偽物だと宣言してるから大丈夫」なんてことはありません。

※厳密にはヤフオク!の利用規約にも反しているのですが・・・ヤフオク!は「偽物ですよ」と通報しても特に出品を取り下げるなどのアクションを起こさないため、そういった偽物ギターの温床になっているのです、、、

ヤフオク!で違反出品がなくならない理由(と思われるもの)。

で、ですよ。
じゃあ訴えられなければいいのか?タイーホされなければいいのか?って話なんですが・・・そんなこともないと思うんですよね。

ちょっとその辺についての考えをまとめました。

なぜ偽物ギターを売ってはいけないのか

なぜ偽物のギターをヤフオク!等で売ってはいけないのか。

もちろん、メーカー側の権利を侵害することになる、メーカーに損失を与えることになる・・・というのが一番なのですが、それ以外にも問題点があるのです。

画像はヤフオク!より

例えばこれ・・・わかります?
ギブソンのレスポールとして紹介されているエレキギターです。

一見するとヴィンテージギブソンなのですが、レスポールなのにボルトオンなんですよ。
果たして本物の当時物ギブソンなのかどうか・・・?

※本物です。

どんなギターでも、人の手を次から次へと渡るうちに、偽物か本物かというのはわからなくなってしまう可能性があるのではないでしょうか。

手放す人が目利きとは限らない

もし最初に売買された時には「偽物です」という約束で取引された偽物ギターだったとしても、次の人に渡るときには「本物かどうかわかりません」となる可能性があります。

例えば偽物を譲り受けた人が亡くなってしまって、遺族が代わりに業者に売りにいった。
その業者が目利きじゃなく、ブランドロゴが貼ってあるという理由で本物と判断・・・なんて可能性も考えられますよね。

結果、最終的には販売者自身が本物と疑わず、それを信じて高いお金を払ってしまう購入者がいてもおかしくないのです。

※ちなみにさっきのGibsonは・・・GK55という、1979年〜1980年に実験的に1,000本程度だけ作られたというレアもの。
アーチトップの具合とか、ドットインレイとか・・・バックパネルとかが「レスポール」と思うと絶妙に偽物臭くてたまらん。。。ほしい。(ぐぬぬ、、、)

騙される方が悪い、なんてことは絶対にない

こういう話をすると、偽物を偽物と見抜けない人、騙される人が悪い・・・なんて言われることもありますが、そんなことは絶対にありません。

いつの時代も犯罪者が悪いに決まってます。
人を騙す人が悪いんです。それは間違いないです。

というか、ですよ。
同じギタリスト仲間が偽物を掴まされる可能性を「良し」と出来ますか??

僕だったらゼッタイ嫌なんですよね・・・。

もちろん好きで偽物を集めている人がいることを否定するつもりはないですが、本物だと思って買ったのに偽物だった・・・みたいなのは極力なくなって欲しいのです。

手放す予定がない、自分用だったとしてもやらないべき

時には趣味で、特に人を騙そうとかそういうつもりがなく、個人で楽しむために偽物を作ってしまうこともあると思います。

かくいう僕も、スクワイヤのストラトをゲットした時に、ヘッドロゴをフェンダーにかえたろか!?と企んだことがありました。

でもやらなくて正解だったと思ってます。

やっぱり前述したとおり「誰が手放すかわからない」わけですし。
もし自分が死んで、家族がそれを「偽物かどうかわからない状態」で手放したとしても、結果として犯罪の片棒を担がせることになってしまうわけですよね。
それはさすがに忍びないなと、、、。

また、ロゴ差し替えをやったからって音がよくなるわけじゃないですからね。
むしろヘボいギターでいい音が出る方がカッコいいですしおすし。

おわりに

まぁ、どこからどこまでが本物で〜・・・みたいなのって難しいところなんですけども。
たとえばPU交換品とか、ストック状態じゃないギターはどうなのか?って話にもなりますし、、、

ただ明らかに、偽物を作ろうとして作ったもの・・・たとえばチブソンとかは悪質です。
個人的には「手を出すべきじゃない」かなと思っております。

結局はブランド名よりも出音だったりプレイアビリティだったりの方がギタリストにとっては大切なはずなので、ネット通販なんかを使わずに店頭でしっかり試奏してから買えば何の問題もないのでしょうけどね!(でもやめられないネット通販の魔力よ、、、)

追記

偉そうなこと言って、僕も一本偽物くせーやつ作っちゃったんですよね。

Gretsch Electromatic Jet Sparkle G2618というギターについて

↑これね。

まぁ、それこそ明らかに偽物なわけですが・・・僕が死ぬ時には「売るのではなく廃棄するように」と家族に伝えておこうと思います。

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