僕の愛機の一つ、Electromatic G2618は標準でバダスタイプのブリッジがついていました。
もともとビグスビーのないモデルとの兼用ギターだったので、ビグスビーがなければバダスをストップテールに、ビグスビーをつけた時にはバダスがそのままブリッジとして使える、という便利な仕様だったんだと思います。
そのせいなのかはわかりませんが、なんかすごくキンキンするところがあるんですよね・・・。
それがすごい耳障りで。
・・・というか!
グレッチタイプのギターなのにバダスっていうのが、なんかいまいち許せなかったというかw
まぁ・・・’79年式のROC JETなんかはバダスだったんだけれども。
そこで、ですね・・・
リプレイス用にこいつをオーダーしてしまいました。
木台付きのローラーサドルブリッジです。
やっぱビグスビー使うならローラーサドルでしょ!と。
Amazon.co.jpで1,500円ぐらいと破格で買うことができ、中国から2週間ぐらいで送られてきました。
完成予想図はこんな感じ。
いっくぞー!
バダスをハズス
というわけで、まずはバダスタイプブリッジを外していきます。
スタッド(ボディから生えた棒)にガッチリ留まってますので、矢印のところのネジを六角レンチで緩めれば外れます。
ブリッジを外したら次はアンカーを抜いていきます。
こんな感じでボディに埋まってますので、どうにかして引っこ抜くんですが・・・これがなかなか難しいんですよね。
伝統的な方法として「ペットボトルの蓋を使う方法」があります。
↑こちらの動画を参考にさせて頂きました。
まずペットボトルの蓋に穴を開けて、そこにスタッドを通します。
んで、それを元のアンカーに締めていけば、スタッドはペットボトルの蓋の上で固定され、アンカーがどんどん浮いてくる・・・と。
・・・の、はずだったんですが!
僕が用意したペットボトルの蓋は高さと強度が足りず、うまくいきませんでした。
そこで・・・
こんな感じでペンチでスタッドをつかんで、ペットボトルの蓋を利用してテコの原理で引き抜きました、、、
あとはアンカー穴を隠すように木台をセットすればOK。
・・・と思ったのですが!!!
もともとアーチトップ用だからなのか、めちゃくちゃに背が高くてダメでしたw
そもそも僕のエレマチちゃんはフラットトップですからね。
木台の下の方のアーチを描いてる部分も要らないわけです。
そこで、糸鋸やヤスリを駆使して、底面を平らに薄くして完成!となりました。
ブリッジを変えてみて・・・
さて、実際に変えて見てどうだったかというと・・・
とりあえず、見た目的には良くなりました。
これが
これですから!
良くなったでしょ?
んで、肝心の音は・・・というと、キンキンする感じはなくなったんですが、代わりにジャリンジャリンするようになりましたね~。
おそらくなんですけど、ローラーサドルだと頂点が定まりづらいのかなー?と。
(もしかしたら弦を0838にしてるっていうところも関係あるかも??)
ま、この辺は好みの問題かな??
ちなみにもう一つ問題があって・・・。
それは、今までアンカーで取っていた弦アースが取れなくなってしまったということです。
他のアーチトップエレキギターの場合だと、ビグスビーとかストップテールの裏に穴を開けてキャビティ内のGNDに落としてるっぽいんですが、そこが頭から抜けてました。
次回弦交換のタイミングで一回ビグスビーを外して、穴開けて、やらかしたいと思います。