我が家のレスポールカスタムくん。
EpiphoneのBlack Beautyという3PUモデルです。
この子、レスポール読本の黒い魔人に憧れて購入したギターなのですが、長年「ちげー・・・なーんかちげー・・・」と感じていました。
↑買ってきた日に撮影したヤツ。。。解像度低い一枚しかなかった。
で、ヴィンテージのGibson Les Paul Custom 3PUと本機を見比べること数年、、、
ようやく違うポイントが見えてきたのです。
- そもそもボディの形状が微妙に違う
- 指板がエボニーじゃない
- ピックガードがちょっと小さい
- ピックアップがやけにキンキラだ
この辺がもう思いっきり違うわけですよ。
ピックガードや指板の色はどうにでもなるけど、ボディ形状はもうどうにもならんわけです。
ピックアップもね・・・Gibsonのヤツに差し替えてみたりしたんですが、やっぱ違うんですよ。
ヴィンテージのはニッケルのくすんだいい感じの色合いなんですが、、、
・・・そんなLPCくん。
何気に一部パーツを変更するだけで、ちょっといい雰囲気になるんです!!
それが・・・スイッチノブ&ポーカーチップなのであります!!
ノブを交換する
スイッチノブっていうのはこれです。
ピックアップセレクタースイッチの先端にあるつまみのことですね。
僕のLPC…Epiphone Black Beautyは元々、ブラックのノブがついていました。
でもヴィンテージのLPCって、ここがアンバーカラーのヤツだったりするんですよ。
そこで、サウンドハウスさんを利用して、SCUD製およびMONTREUX製のアンバーノブを入手致しました。
どっちも100円とかそこらの価格だったと思います。
うーん・・・僕にはどっちも同じようなアイテムに見えるぜ・・・。
ちょっと違うのかなぁ?
それともOEMかしらw
レビューだと「片方は入るけど、片方は入らん」みたいなのがあったので内径を確認してみましたが・・・100均ノギス的には同じ感じでした。(3.4~5mmぐらい)
もしOEMだとしたら時期によって製造元が違う可能性がありますよね。
でも僕のところに来たヤツはどっちも同じ感じでございました。
ちなみに、僕のLPCはMIK(韓国製)なのでノブの規格は元々ミリだったと思うのですが、その後Garrettaudioさんで売ってた格安のトグルスイッチに変更してんすよね。
で、もともとのギターについてたトグルに付けようと思ったらブカブカでした。
(トグル側の直径が3.1mmぐらいだったので、、、)
アジアンギターはミリ規格、USギターはインチ規格、という暗黙のルールみたいなものはありますが、そうじゃない可能性もあるので・・・この辺は「入ればラッキー」ぐらいの気持ちであれこれ試すしかないのかもしれません。。
※手持ちのギブソンレスポールスタジオにはサイズ的にはピッタリだったんですが、ノブ内の溝を削ってる感があったので、ミリ・インチで合わなかったということなんだと思います。
ポーカーチップをいじる
ポーカーチップっていうのはこれです。
英語で「Poker Chip」とかで検索すればわかりますが、ポーカーで使うチップにその雰囲気が似ているからそう呼ばれてるんですかね。
別名(というか正式名称)はトグルスイッチプレートとか、そんな感じです。
これもヴィンテージのヤツを見てると、こんなに文字がキンキラしてないんですよ。
で、プレート自体もツヤツヤしすぎてるというか・・・。
むしろどっちももっと褪せてるわけですよね~。
そこで、ちょっと尖がったものの先端で金文字部分をひっかいてやりました。
少しでもボテっとした金色がなくなればいいなと・・・。
さらにダメ押しで、プレート全体も1000番ぐらいのペーパーで磨いてあげることに、、、(もしくは艶消しスプレー吹けばよかったかも)
雰囲気良クナリマース
そんで完成したのがこんな感じ。
うん・・・わかる。
ボディがツヤツヤなのにプレートだけ艶消しなんかーーーい!ってことですよね。
でもそれはさておき、ちょっと雰囲気は出ましたよ~。
どうでしょうか??
ヴィンテージには遠く及ばないまでも、こんな小さいパーツひとつで十分雰囲気が変わったのではないかと、、、
全体像だとこんな感じ。
おわりに
あくまでこういうのって「親ばか」みたいなもんで。
僕はすごく「いいわ~!」って思ってるけど、他の人にしてみたら「え??」って感じだったりするかもしれないですけどね。
でも、サウンドハウスさんの商品レビューでも「小さいのに効果は抜群!」みたいなことが書いてあって、「まさに!!」って思ってます。
だって、前よりもこのギターのことが好きになったもん。
それまではどこか可愛げがなかったんですよ。「偽物のくせにお高く止まりやがってよ~!」みたいな想いが僕の中にあったのかもしれない。
でも、トグルがアンバーカラーになっただけで・・・彼女にもヌケ感というか、少し親しみやすさが出来たのかもしれません。
おかげで毎日触る頻度が増えました。
100円程度の投資で手持ちギターのことがすごく愛おしくなるのなら、やらない手はないですよね!!