やりました・・・!
とりあえず全体の80%ぐらいではありますが、やりたかった「トニスミPRS化」がほぼ完了です。
以下、やったことについてまとめました。
KPR32は如何にしてTony Read Smithになったのか
カスタムの方向性については以前に投稿したとおり。
当初は「見た目だけPRS化」を狙っていたんですが・・・やっぱり欲が出ますね。。。
ただまぁ、結局全部をこだわりすぎると「だったら最初からPRS SE買えば良かったのに・・・」って話になってしまうので、ここは価格と性能のバランスが必要なのじゃ!!
ペグ位置調整
ギターの頭から見ていきます!
まず、KPR32はペグ位置が本家PRSのように綺麗に並んでおりませぬ。
そのため、一度ペグを外しまして、10mmの丸棒とタイトボンドで埋めました。
そして、ネット上にあったPRSのヘッドのテンプレートに沿って新たに穴を開けて、ペグを戻すという改造を行っております。
その際、ポリ塗装ツヤツヤのヘッドが気になったので・・・つや消しクリアを吹いてやや高級感のある仕上げにしました。
※古い穴を埋めた周りの処理がテキトウ過ぎたので後日修正予定。
かかった費用
・工作用ひのき棒(φ10mm):100円ぐらい@ホムセン
・10mmのドリル刃:1,000円ぐらい@ホムセン
TRC(トラスロッドカバー)作成
KPR32のTRCは3点どめのプラ製だったので、より高級感のある木製にしたいと思いました。
ただ・・・リアルなローズウッド等のTRCは高額です!!
なので・・・
手持ちのMDF板をPRSのTRCサイズに切り抜きまして、100円均一のSeriaで売っていた天然木の突板シートを貼るという方法を取りました。
↑こんな感じ。
今は木の色まんまであるところにオイルを染み込ませただけですが・・・気が向いたら染色するかも。
かかった費用
・突板シート:110円@Seria
ナット交換
KPR32の純正ナットは中空のプラ製です。
実はこれはこれでPRS SEと同仕様らしいので、そのままでも良かったのですが。
GRAPHTECHの6643-00を購入して、そのままポン付けしました。
特に削る必要もなくKPR32にはフィットしてると思います。
ただ、元々1弦側が低く設定されているナットなんですかね?
ナットってそういうものでしたっけ??
これをまっすぐにしたいような、そうでもないような・・・そんな感じです。
やや音質改善。
かかった費用
・タスクナット:990円@Chuya-Online
インレイシール貼り直し
KPR32のポジションインレイはアバロン風のドットなのですが、僕が入手した時にはPRS風の白いバーズインレイシールが貼ってありました。
PRSと言えば!というアイコン的な部分がありますので、ここはバーズがいいんですよw
ただ、これがいつ貼ったものなのかわからないんですけど、剥がれかかってたんですね。
なので・・・新たにバーズインレイシールを購入しまして、貼り直しました!
気分を変えたかったのと、オンリーワンにしたかったので色も変えてます。
まぁ・・・インレイシールはダメですねw
見た目的には結構可愛くていいんですけど、使っているうちにどうしても剥がれてきてしまうので。。。
あとこれ、微妙に本家のインレイとはデザインも違ってます。
いずれはインレイ自作するかAliExpressで仕入れて、ガチのバーズインレイにしたいところ。
かかった費用
・インレイシール:1,000円@メルカリ
ピックアップのマグネット交換
KPR32の純正ピックアップがついていたと思うんですが(中古購入なのでよくわからず)、思い立ってマグネットをセラミックからアルニコに変えました。
本当はPRSのPUに変えてみて、「ニセモノに本物積んだらどうなのか??」ってのもやってみたかったんですけどね。
まぁもうお金がいくらあっても足りないのでw
ただ、もうすでに今のマグネット交換PUにも不満が出てきておりますゆえ・・・メルカリ等で散策しまくっております。
SEに搭載されていたG&Bの5518?とかが安く出てくるといいんだけどな~。
かかった費用
・モントルー・アルニコ2マグネット(フロント用):980円@サウンドハウス
・モントルー・アルニコ5マグネット(リア用):980円@サウンドハウス
ピックアップリング(エスカッション)の交換
KPR32のピックアップリングで僕がすごく気になっていたのがここ!!
PRS本家だったら絶対にこんな飛び出方をしてないんじゃないか!?と思ってしまって。
そこからはもうこれが気になって気になって、、、
でもこれも純正品を買うとめちゃクソ高額なんですよね。
そこで、ヤフオクで見かけたサードパーティ製・・・というか個人製作の3Dプリンターものをゲットしました。
こういうのって版権どうなってんすかね。
さっそく付け替えてみたものの・・・いまいちネジの頭は隠せませんでした(爆)
あとですね・・・出品者さんもあんまり良い感じじゃなかったし、ブツもフィラメントのラインとかがまんま残ってますし、、、
強度も強くないし、、、満足度低めですw
まぁ・・・エスカッションが白になっただけでも気分が変わるので良し!
かかった費用
・PRS風エスカッション:680円×2+送料120円@ヤフオク!
ボリュームノブの交換
元々はLPCなどでお馴染みの黒いスピードノブが採用されていました。
たしか初期PRSはこんなノブ使ってましたよね。
個人的にはここもかなりPRSっぽさを作るポイントだと思ってまして、、、
ランプシェードノブを買いました・・・!
これも純正品を買うと1つあたり2,000円弱とかしますので、いわゆるパクリ品をアリエクで探しています。(それでも高かった)
純正品に比べるとクリア部分の透明度が低く、プラ感ありありですね。
あと、ミリ規格だと思うんですが、KPR32のボリュームシャフトにはゆるゆるでした。
内側に手持ちのUVレジンを塗って硬化させ、ピッタリにしています。
かかった費用
・ランプシェードノブ:635円×2+送料320円@アリエク
ブリッジ交換
ブリッジは安ギターによくあるペラペラのヤツがついていました。
これがねえ・・・1弦のサドルスクリュー(イモネジ)がバグってて、片方だけ高さを出せなくなってたんですよ。
おかげで1弦ビビリまくりっていう。
そこで・・・
これまたアリエクで取り寄せました。
本当はサドルだけで良かったんですけど、PRS風のブリッジ枠?もセットになって出品されているものがあったのでこれを導入しております。
(トレモロブロックは現状品の使いまわし)
ブリッジはPRS本家の指定通り、1円玉1枚分ぐらいの厚みを浮かせて取り付け・・・る予定でしたが、もうちょっとだけボディに近い位置でフローティングしております。
イモネジが9.8mmと長く、演奏に支障をきたすので、6~7mm程度のものに交換予定。
ただこれインチ(No.4-40UNC?)規格なため、交換品も結構高いんだよなぁ。。。
↑No.4-48 UNFでした。
かかった費用
・ブリッジ(トレモロブロック以外):3,731円 + 送料282円@アリエク
・イモネジ:770円@サウンドハウス
総額と今後の課題
というわけで・・・記事執筆時点で総額13,013円をこの子のカスタムに費やしております。
ギターの取得費用を超えているっていうね、、、(送料込み1万円ぐらいで買ったので)
それでもまだ「ピックアップがー」とか言ってますから、、、
ちなみに、サドルがガバガバだったとおり、あちこちガタが来てまして。
我が家に到着した時点ですでにトグルノブが金属疲労ゆえかポッキリいってたんですよ。
結局これもパーツ取り寄せて修理しましたし。(パーツ代400円ぐらいかな?)
あとはペグも締めていたらブッシュが中でねじ切れるという事態も起きており、、、今は誤魔化しながらつかっているため、いつかはここも交換したいです。
(できればロックペグにしたいので、また散財する模様)
フレットもだいぶ減ってきてんだよなぁ・・・。
って!
そう考えると、ですよ。
実はこのギター取得時にPRS SEが2万円強ぐらいで売られていたのを思い出します!!
そっち買えたじゃん!
そしてそっちの方が満足度高かったじゃん!絶対に!!ムキィー!!
・・・というわけなので、もうこうなったらコイツと心中覚悟といいますか。
ガッツリ使える子に成長させてあげないといけませんね!!(まだまだお金かかるでぇ~!!!)
追記
ロックペグも導入しました。
1,980円@ラクマ