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アクリル板でGretsch風のピックガードを自作する【Electromatic用】

投稿日:25/11/2021 更新日:

僕の改造エレクトロマチックなのですが、元からピックガードがついていませんでした。

グレッチ風に近づけたいという想いがあってあれこれ手を入れて行ってるうちに、やっぱりピックガードがないことが気になって来ちゃったんですよね。

(ボリューム位置を移動したことによる穴の痕も目立つしね、、、)

そこで、やめておけばいいのに「そうだ、自作しよう!」と・・・アクリル板を買ってまいりました。

・・・いまから13年前ぐらいに。

アクリサンデーっていうアクリル板用のカッターも一緒に買ってきたんですけど、当時はこれの使い方がよくわからなくてですね・・・

こんな感じの、なんかガッタガタのヤツになっちゃったんですよね、、、

そこで!!
今回はしっかりやったろうじゃん!という感じで再チャレンジしてみました。

まずは型を取る

いきなりアクリル板なんかでやるからうまくいかないわけで。
僕はまず紙で型を作ってみました。

直線部分は定規を使って、曲線のところはフリーハンドで・・・。

紙だったらいくらでも失敗できますのでね。
(写真上側に失敗した時の型紙がありますな)

これを逆向きにして、アクリル板に貼り、さきほどのアクリサンデーを使って大まかな形を切り出します。

13年前の僕の失敗は、アクリサンデーで曲線に切り抜こうとしたことにありました。
ぶっちゃけ、あのカッターでアクリル板を曲線に抜くのは無茶です。

(レーザーカッターか何かを使用した方がいい)

じゃあ実際はどうするべきか?というと、こうやって大まかに切ったところからヤスリを使って整えていく・・・という感じになります。

ひたすらやする

ひたすらシコシコとヤスること数時間。。。
ようやくこれぐらいの形になりました。

途中ハンディリューターを使ったりもしましたが、やっぱりしっかりしたツールがないとこういうのは手間で仕方ないですね、、、

あ、そうそう。
型紙をなぜ逆向きにして貼ったのかというと、最終的に表に出る面は刃やヤスリを当てて傷つけないようにしたかったからです。

実際に僕も、これぐらいの形になってからカバーシートを剥がしましたよ~。

打ち付ける

ピックガードはだいたい上下の2か所で固定されており、上はボディに直接、下はピックガードブラケットに留められます。

・・・が!
僕はピックガードブラケットを持っていなかったので、木ネジで直に打ち付けました。

ちょうどこのエレクトロマチックは「フラットボディ」でしたので、ブラケットが要らなかったわけですよ。

(いちおうピックガードとボディの間にプラパイプを挟んで高さを出しております)

ちなみに、ピックガードにいきなりネジをグリグリやると割れる可能性がありますので、先にドリルでネジ穴を作っておくことがオススメです。

おまけ

ちょっとそのままでは寂しかったので、以前作っておいたELECTROMATICシールを貼ることにします。

シルバーラベルとかいうインクジェット用のラベルシートに黒で印刷しました。

・・・こういうのって、GretschじゃないギターにGRETSCHってシールを貼っちゃダメっていうのはわかるけど、Electromaticだからって僕が勝手にELECTROMATICのロゴシールを作って貼っていいことにはならないですよねえ・・・。

ギターのメーカーロゴの差し替えカスタムは絶対にしないほうがいい理由

 

まぁ、営利目的じゃないからセーフってことで、、、

こんな感じに完成です!

本当は近代的なスパークルジェット風にシルバーのピックガード(透明のヤツの裏からシルバーで塗ってあるヤツ)にしたかったんですが、黒もちょっとレトロなグレッチ感があっていいかなー。

おわりに

ちなみに!
僕は今回2mm厚のアクリル板を使って自作したんですが・・・本家グレッチのピックガードはそれの倍以上は厚みがあるわけですよ。

もし本物みたいなのを自作しようと思ったら・・・やっぱりそれなりの機材ってのは必要になりますし、リプレイス品を買った方が結果的に安く仕上がるんじゃないかと思います。

↑こういうやつ。

それか自分で作るんだとしても塩ビ板にするとか、いろいろ方法はありそうですよね。
間違ってもアクリル板でカッターとヤスリでどうこうしようなんて思わないことだ!

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